難聴を精神科で

 

 

難聴を精神科で治療しよう

「難聴は耳が聞こえにくくなる病気」ということで、基本的には耳鼻科で治療を施してもらうのが一般的ですが、個人の症状によっては精神科が適している場合があります。

 

内耳や中耳、脳幹や蝸牛といった場所に障害がないのにも関わらず、聴力検査で異常が見られるというケースはあり、このような難聴を心因性難聴や機能性難聴と呼んでいるのです。

 

心因性難聴の方は聴力検査で異常が見つかるものの、小声での会話が可能で、心因性視力障害といった症状を併発する方もいらっしゃいます。

 

どのような症状にしても、心の病が引き金となって難聴を引き起こしており、実際に耳が聞こえにくくなっている方はいらっしゃるので、耳鼻科だけではなく精神科での治療も受けた方が良いかもしれません。

 

明らかな精神的ストレスが原因で引き起こされるケースが多く、幼児的性格や依存性の強い女性の方が患いやすいという特徴があります。

 

確かに、仕事でも職場でも現在はストレス社会と言われており、心に負担を抱えていることは少なくないですし、その精神的な負担から逃げ出したいと感じることで難聴が生じるのです。

 

純音聴力検査で突発性難聴の患者さんを調べた時と比べ、難聴の程度は比較的軽く、日常生活に支障を来たすことは少ないのですが、心の問題や精神発達の未熟さが大きく関わってきます。

 

実際には身体に何の異常がなかったとしても、ストレスによって「自分は難聴なんだ」と思い込むことにより、本当に耳が聞こえにくくなるかもしれないので、精神科といった病院で心の負担を取り除く治療を行った方が良いでしょう。

 

ストレスによって、うつ病や自律神経失調症など、他の精神的な病気を患うことがあり、倦怠感や頭痛、めまいや筋肉の痛みなどありとあらゆる身体的な症状が引き起こされます。

 

その症状が辛いということで更にストレスが溜まり、耳鳴りや難聴といった聞こえのトラブルに発展するので、精神科で治療を行って負のスパイラルを食い止めなければならないのです。

 

心因性難聴の治療に当たって必要なのは、患者さんだけではなくその家族が器質的な障害がないということを自覚することで、うつ状態になっているのであれば周りの人間の支えも欠かせないと説明できます。

 

耳鼻科で聴力検査を定期的に受けるとともに、場合によっては精神科で薬を処方してもらい、うつ症状を治していかなければならないというわけです。

 

もちろん、日常生活でストレスを感じているというケースが多いはずなので、ストレスを発散させてリラックスを心掛けるという毎日のケアも怠らないようにしてください。

 

 

 

 


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