難聴と病気

 

 

難聴の原因となる病気について

難聴は加齢によって引き起こされるだけではなく、ある病気が原因となって生じるというケースも十分にあり得ます。

 

特に、耳と関係性のある病気の治療が遅れたり、完治には至らなかったということが引き金となり、難聴を患うことがあるのです。

 

そこで、このページでは難聴の原因となる病気を幾つかご紹介しているので、一度参照してみてください。


中耳に引き起こされる病気

中耳に引き起こされる病気は、耳と非常に深い関係性があるということで、難聴が生じる大きな原因です。

 

中耳の空気圧をコントロールしている耳管が塞がれて聞こえが悪くなる「耳管狭窄症」、中耳のウイルス感染によって激しい痛みが生じる「急性中耳炎」、耳管狭窄症が長く続き中耳腔に水が溜まって生じる「滲出性中耳炎」などが挙げられます。

 

特に、滲出性中耳炎は比較的軽度な病気ということで痛みが発生しにくく、発見が遅れることで症状が悪化し、難聴へと繋がるケースが意外と多いので注意しなければなりません。

 

子供の時にこの病気を患いやすいという特徴があり、痛みを訴えなくても「声をかけても振り向かない」「テレビの音を大きくする」という症状が見られたら危険のサインです。


聴神経腫瘍

聴神経に良性の腫瘍が形成され、難聴の原因となる病気の一つが聴神経腫瘍となっております。

 

聴神経腫瘍の初期症状として最も多いのが聴力の低下で、ゆっくりと音が聞こえにくくなり、ふらつきやめまいといった症状も現れたら危険の合図だと捉えるべきです。

 

腫瘍はだんだんと大きくなり、それに伴って聴力も低下するという特徴があり、30代から50代にかけて発症しやすいと言われているものの、1年間で10万人に1人と珍しい病気だと説明できます。


メニエール病

平衡感覚と聞こえに悪影響を与える病気がメニエール病で、耳閉感や痛み、回転性のめまいが生じるという特徴があります。

 

医療が発達した現代においても、メニエール病の完全な原因は分かっておらず、「ストレスが影響しているのではないか」という曖昧な意見が多いです。

 

個人の体質によって聴力が低下し、難聴のような症状が引き起こされることが多く、一過性の場合と継続して生じる場合と、大まかに2パターンに分けられます。

 

投薬治療や手術によってメニエール病を治していくのが一般的な方法ですが、自宅でストレスを発散させるというケアも発作の予防に繋がるでしょう。


耳毒性薬剤

耳の器官に悪影響を及ぼす病気の一つが耳毒性薬剤で、聞こえのトラブルに進展する可能性が高いと考えられております。

 

定期的に医薬品を服用している方が耳毒性薬剤を患いやすく、高齢者の方は十分に気を付けなければなりません。

 

めまいや耳鳴りを引き起こすのが耳毒性薬剤の初期症状で、非ステロイド性抗炎症薬やループ利尿薬、がん治療薬といった医薬品が引き金となっております。

 

 

 

 


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