難聴と発達障害

 

 

難聴と発達障害について

難聴は遺伝的な要素が意外と強く、生まれた時に難聴を患っている赤ちゃんは少なくありません。

 

両親が難聴を患っていないとしても、生まれてきた赤ちゃんが難聴を患っているというケースが多く、そのまま放置すると発達障害に繋がる可能性があるので注意が必要です。

 

難聴は中耳や内耳といった耳の障害によって引き起こされる病気なので、脳の障害とは大きく異なり、難聴だからといって発達障害が疑われるわけではないと説明できます。

 

しかし、生後2年から3年の間に音が聞こえないと、言語やコミュニケーション能力が身に付かず、成長が遅れることは十分にあり得るのです。

 

特に、赤ちゃんの異常に気付かずに難聴を放置すると、発達障害に繋がる可能性が高くなるということで、早急に病院で治療を進めていく必要があります。

 

とは言え、赤ちゃんの場合は自分で耳が聞こえないとお母さんに伝えることはできないため、親御さんが注意して赤ちゃんの状態をチェックすることが大事だと言えるでしょう。

 

「テレビの音量があまりにも大きい」「声を掛けても反応しないことがある」「音がする方を探してキョロキョロする」という状態が頻繁に続けば、難聴を患っている可能性が高くなっております。

 

仮に難聴だとしても、適切な治療を行えば聴力の回復を促すことはできますし、症状の進行を止めることもできるため、早めに気付いてあげなければならないのです。

 

また、言葉の発育によって難聴かどうか見極めるのも一つの方法で、発達障害がないかどうかの目安にもなります。

 

生まれて3ヶ月頃は「突然音がするとビックリする」「話しかけるとアーと反応する」、6ヶ月頃は「母親と他人の声を聞き分ける」「自分の名前に反応する」、9ヶ月頃は「簡単な単語を理解して発する」というのが赤ちゃんの成長の目安です。

 

もし、2ヶ月から3ヶ月以上に渡ってこれらの行動が遅れているのであれば、難聴や発達障害の可能性があるので、医療機関や保健センターで相談した方が良いかもしれません。

 

難聴かどうか診断する検査が病院では行われており、音刺激を寝ている赤ちゃんに与える新生児聴覚スクリーニング検査が一般的となっております。

 

検査費用は医療機関によって異なるものの、新生児聴覚スクリーニング検査はかなり正確性があり、生後2週間程度でも難聴を発見できるのです。

 

赤ちゃんに限った話ではありませんが、難聴が自然に解消されるということはないので、親御さん自身が子供の一番の理解者となり、専門医と協力して治療を進めていくようにしてください。

 

 

 

 


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