難聴とヘルペスの関係性

 

 

難聴とヘルペスの関係性は?

ヘルペスとはウイルスによる感染症の一つで、単純ヘルペスウイルス1型による口唇ヘルペスや単純ヘルペスウイルス2型による性器ヘルペスなど幾つかの種類があります。

 

口唇周辺に形成されるヘルペスが最も代表的で、どんな症状が出やすいのか見ていきましょう。

 

・チクチク感を感じる

・水ぶくれが形成される

・ピリピリと軽く痛む

・ムズムズなどの違和感が出る

 

症状が悪化すると患部が赤くなり、火照りや痒みといった症状を引き起こします。

 

皮膚に生じる感染症ということで、「ヘルペスと難聴には全く関係性がない」と考えている方は多いのではないでしょうか。

 

しかし、原因のはっきりとしない耳鳴りや難聴といった症状は、ヘルペスウイルスが関係していることが分かりました。

 

もちろん、全ての難聴の原因というわけではないものの、ヘルペスウイルスが関わっている症例は幾つかあります。


ヘルペスウイルスで難聴が引き起こされるメカニズム

以下ではヘルペスウイルスにより難聴が引き起こされるメカニズムを詳しくまとめてみました。

 

幼い頃に水疱瘡を患っていない人は、大人になってから発症するリスクが高まるので十分に注意してください。

 

@私たち日本人の90%以上は幼少期に水疱瘡にかかる

A水疱瘡の引き金となるのが帯状疱疹(ヘルペス)ウイルス

B一度発症すれば二度とかからないが体内から完全に消え失せるわけではない

C神経の根元の神経節といった場所に潜伏する

D身体が健康な状態であれば特に悪影響が及ぼされることはない

E過労やストレスで免疫力や抵抗力が弱まると再び活発になる

F神経やその周囲に感染して炎症が引き起こされる

G神経が興奮したり過敏になったりして顔だと難聴や顔面神経麻痺を起こす

 

このように深く関係しており、片方の耳が急に聞こえなくなる突発性難聴は特にヘルペスウイルスに侵されて生じるのではないかと考えられています。

 

どのような原因にしても自然と消失するような病気ではなく、治療が遅れれば遅れるほど聴力が固定される恐れがあるので早めに医療機関へと受診しなければなりません。

 

突発性難聴を発症していたのであればステロイド剤や血流改善剤の投与、高気圧酸素療法といった治療が病院では行われます。

 

ヘルペスに感染していた場合は皮膚科を受診し、同じように薬物療法で感染症を治療していくメカニズムです。

 

耳鳴り程度の症状であれば毎日のマッサージで予防できますが、難聴やヘルペスの治療には繋がらないのでセルフケアだけに頼らないでください。

 

 

 

 


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