難聴とうつ

 

 

難聴とうつについて

難聴を患うと「耳が聞こえにくい」「耳鳴りが酷い」というように、個人によって違った症状が引き起こされ、意外と周囲の方にはその苦痛が伝わりません。

 

実際に難聴になってみなければ、どのような状態なのか把握できないのですが、音が聞こえにくくなっているという苦しみと、他人に理解してもらえないという苦しみで、うつ症状になる方がいらっしゃいます。

 

確かに、今までは普通に音を聞き取ることができていたのにも関わらず、急に突発性難聴になって聞こえなくなれば、誰でもうつっぽくなってしまうはずです。

 

ただ気分が落ち込むというだけではなく、難聴が原因で精神的なうつ病も同時に患ってしまったというケースは意外と多く、「何にも興味が湧かない」「喜べない」「頭が働かない」「死にたくなる」というように、個人によって症状は異なります。

 

どのような症状にしても、難聴という身体的な症状と、うつ病という精神的な症状が混ざった状態で、恐らく自律神経にも乱れが生じているため、体重が減少したり息切れしたりと、他の身体的な症状にも悩まされるはずです。

 

徐々に聞こえが悪くなっていく老人性難聴であればまだしも、突発性難聴は30代や40代など若い年齢の方でも引き起こすことがあり、「これからどのように生きていけば良いのか」と不安感を抱えることも少なくないでしょう。

 

未だに決定的な治療法がない突発性難聴ですが、落ち込んでいたところで何の解決にもなりませんし、耳の聞こえが良くなったりうつ病が和らいだりするわけではないので、まずは病院を受診して医師の説明を受けるべきです。

 

うつ傾向が軽ければ通常の難聴の治療でアプローチしていくものの、精神的な負荷を抱えているという方には、抗うつ剤やセントジョーンズワートといった医薬品も同時に処方されます。

 

どのような体質にしても、突発性難聴は治療の開始が遅れると聴力が固定され、聞こえが戻らなくなると言われているので、病院での治療は必要不可欠というわけです。

 

また、逆のパターンで、うつ病や自律神経失調症のような病気から、難聴や耳鳴りといった聞こえのトラブルに発展するケースもあります。

 

精神的なストレスが難聴の直接的な原因になることは珍しいのですが、「気分が落ち込む」「不眠症」「疲労感が取れない」という症状に加えて、難聴や耳鳴りなどが生じる方もいらっしゃるのです。

 

基本的に、ストレスによって自律神経失調症を発症した場合、最初に身体に不快な症状が引き起こされ、その状態が長く続くことで精神的な症状へと進行していきます。

 

つまり、特に病気でもないのにも関わらず、身体的な症状が引き起こされた場合は自律神経失調症の可能性が高いので、重大な難聴へと発展させないためにも正しいケアを行っていくべきです。

 

 

 

 


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