難聴は手術で治るの?

 

 

難聴の手術にかかる費用について

基本的に難聴は手術ではなく、医薬品の服用によって症状を抑えることが多く、突発性難聴であればステロイド剤や血流改善薬が処方されます。

 

症状が軽い伝音性難聴なのか、症状が重い感音性難聴なのかによって異なるものの、医師から処方された医薬品を用法と用量を守って服用していれば、症状を悪化させずに済むはずです。

 

しかし、慢性中耳炎や腫瘍が原因で難聴を引き起こしている場合は、病院での手術が必要となる場合があり、その費用は数十万円程度となっております。

 

もし、慢性中耳炎によって難聴や耳漏といった症状が引き起こされているのであれば、鼓室形成術(こしつけいせいじゅつ)と呼ばれる手術が病院で行われ、皮膚を切開して骨を削り、炎症を取り除いていくのです。

 

ただ医薬品を処方されるよりも高い費用がかかりますし、顔面神経麻痺やめまいといった後遺症が残るものの、医師が手術をした方が良いと判断したのであれば、それに従った方が良いでしょう。

 

また、外耳道に不具合によって発生している難聴も、場合によっては病院での手術が必要となり、外耳道に穴を開ける施術を行うことで症状はある程度改善されます。

 

ただし、症状が重い感音性難聴は神経の異常によって引き起こされていることが多く、本来であれば内耳によって外部からの音が処理されるのですが、神経系の異常によってスムーズに処理できなくなってしまうのです。

 

この難聴に悩まされている方は、音が聞き取りにくいという症状ではなく、はっきりと聞き取れないという状態に陥るケースが多くなっております。

 

残念ながら、この感音性難聴は完治の方法がないので、手術をするわけにもいかず、補聴器の使用といった対処療法しか有効な手段がありません。


難聴の手術は保険が適用されるの?

「難聴の手術は保険が適用されるの?」という疑問を抱えている方はいらっしゃるはずです。

 

基本的に外耳道が結合組織や骨で塞がれた状態の外耳道閉鎖症や、中耳の内部にある骨が硬くなる耳硬化症といった病気によって難聴が引き起こされている場合、その手術は保険が適用されます。

 

慢性中耳炎を治療するために行われる鼓室形成術という手術も保険適用となっているため、そこまで大きな負担がかかるというわけではありません。

 

他にも、難聴と関係性のある手術として、鼓膜形成術やアブミ骨手術が挙げられ、どれも審美目的ではなく病気の治療ということで保険が適用されるのです。

 

内耳の中に電極を埋め込み、電気による刺激で聴力を回復させるという新しい治療の人工内耳も、保険適用となっているため、医師と相談して手術を受けた方が良いのか相談してみてください。

 

 

 

 


「難聴に関する疑問」に関するページ