難聴は生まれつきなの?

 

 

難聴は生まれつきなの?

「難聴を患うのは生まれつきなの?」という疑問を抱えている方はいらっしゃいます。

 

基本的に難聴は老化現象の一つとなっており、年齢を重ねるとともに中耳や内耳の働きが衰え、その影響によって音が聞き取りにくくなってしまうのです。

 

しかし、母親が妊娠中に引き起こされる病気などにより、赤ちゃんが生まれつき難聴を持っているケースはあり、先天性難聴と呼んでおります。

 

その病気としては、「風疹」「梅毒」「ヘルペス」「サイトメガロウイルス感染」「トキソプラズマ」「髄膜炎」が挙げられ、きちんと治療を受けていても生まれたばかりの赤ちゃんが難聴を患っていることはあり得るのです。

 

また、妊娠中にストレプトマイシンといった抗生物質を服用した場合、赤ちゃんが生まれつき難聴になるリスクが高まると言われているので、妊娠中の女性は絶対に自分の判断で医薬品を服用してはいけません。

 

新生児の先天性難聴の確率は、1,000人の赤ちゃんに対して2人から3人と考えられており、かなり珍しい現象だと説明できます。

 

原因不明の遺伝子の異常により、生まれつき難聴を持った子供が生まれるケースはあるものの、妊婦になった母親が健康的な生活を送るということが、最大限の予防に繋がるはずです。

 

「産後に体型が戻りにくいから妊娠中もダイエットをしている」という女性はいらっしゃいますが、あまりにも無理なダイエットを続けていると健康が阻害されます。

 

摂取する栄養素が不十分なことで免疫力が弱まり、上記で説明したような病気にかかりやすくなって、赤ちゃんが生まれつき難聴を持つリスクが高まってしまうのです。

 

体重が増えなければお腹の中の赤ちゃんも成長できず、未熟児のまま生まれてしまうリスクが高まるので、医師からも説明があると思いますが、なるべくダイエットはしない方が良いでしょう。

 

また、赤ちゃんは最初の頃は自分で意思表示ができないため、何かおかしなところがないかどうか、母親が常にチェックする必要があります。

 

「大きな音が近くでしてもビックリしない」「目を覚まさない」「音の刺激に対しても振り向かない」という赤ちゃんは、生まれつき難聴を持っている可能性が高いのです。

 

先天性の難聴は完治する可能性が低いのですが、早めに病院を受診して対策を練ることは大事ですし、親御さんも子供の将来のために聞こえに対する知識を得ておかなければなりません。

 

そこで、心配な方は病院で実施されている新生児聴覚スクリーニングを受けるべきです。新生児聴覚スクリーニングは、赤ちゃんが寝ている間に難聴かどうか判断する検査で、とても簡単な処置で確かめることができます。

 

もし、自分の子供が難聴だと知っても悲観的になるのではなく、医療関係者や同じ境遇の親御さんと情報交換を行い、不安を抱え込みすぎないように注意してください。

 

 

 

 


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