難聴と寝不足

 

 

難聴と寝不足について

音が聞こえにくくなる難聴と、十分な睡眠が取れていない状態が続く寝不足には、特に関係性がないと考えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

 

実は、突発性難聴を患った方にアンケートを取ってみると、発症前に寝不足気味だった方が多いことが分かりました。

 

現在でも難聴と睡眠の因果関係について記載された文献や書籍類はないので、一概には説明できないものの、寝不足によって疲れが溜まって突発性難聴を引き起こしていたケースは十分にあるのです。

 

人間にとって脳や身体を休めるために睡眠は絶対に欠かせないものですし、その睡眠が上手くとれず寝不足状態が長期的に続いていれば健康を阻害する可能性が高く、難聴にも良くない影響を与える理由についてはお分かり頂けると思います。

 

それに、ある日突然耳の聞こえが悪くなる突発性難聴だけではなく、低音部の聴力が低下する急性低音障害型感音難聴も、寝不足やストレスが引き金になると考えられているのです。

 

急性低音障害型感音難聴は高齢者よりも、働き盛りの男女に多く見られる現象で、内耳で引き起こされている内リンパ水腫が原因となっております。

 

しかし、直接的な原因は不明で、今まで患ってきた方の統計を取ってみると、寝不足やストレスが起因していることが分かったので、日頃から睡眠不足には十分に注意した方が良いでしょう。

 

突発性難聴と比べると、急性低音障害型感音難聴は比較的治りやすく、数日以内に回復するというケースも多いはずです。

 

とは言え、軽い難聴を患っているのにも関わらず、寝不足の状態を続けていたりストレスが溜まっていたりすると、一度治っても再発するかもしれないので、生活習慣の見直しが必要だと説明できます。

 

部屋の電気を消して布団の中に入っても中々寝付けない「入眠障害」、夜中に何度も目覚める「中途覚醒」、朝早くに自然と目覚めてしまう「早期覚醒」は睡眠障害の一つで、自然に解消されないこともあるので病院を受診するべきです。

 

神経が興奮して眠れない日がある程度ならば問題はありませんが、このような症状が頻繁に引き起こされているのであれば、睡眠障害を患っていると考えた方が良いですし、放置すれば寝不足の状態は加速されてしまいます。

 

その影響で難聴のリスクが高まる可能性は十分にあるため、快適な生活を送るためにも専門医に相談して睡眠障害を改善していかなければなりません。

 

睡眠障害を改善するための薬の副作用で、難聴の症状が悪化することはないので安心してください。

 

 

 

 


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