赤ちゃんの難聴の原因

 

 

赤ちゃんの難聴の原因について

赤ちゃんの難聴の大きな原因は遺伝となっており、生まれた時から耳が聞こえにくくなっているという状態で、毎年1,000人に1人か2人の割合で生まれるというデータがあります。

 

生まれた時から引き起こされている難聴を先天性難聴と呼んでおり、場合によっては青年になってから症状が進行することもあるのです。

 

赤ちゃんが難聴を患ったまま生まれてくるのは、両親が難聴を患っていることが原因ではなく、細胞の突然変異によって引き起こされることが多くなっております。

 

コネキシン26と呼ばれる遺伝子の異変により、赤ちゃんが先天性の難聴を患うケースが多く、脳の障害ではなく中耳や内耳といった部位の機能に何かしらの異常が見られるのです。

 

実際に、両親の聴覚が正常なのにも関わらず、難聴を持った赤ちゃんが生まれるケースが多いと言われており、両親の耳の状態とはほとんど関係性がないということは間違いありません。

 

とは言え、母親が赤ちゃんを妊娠している最中に、サイトメガロウイルスやヘルペスに感染したり、ストレプトマイシンといった抗生物質を服用したりという原因で、難聴を持ったまま生まれてくる可能性があります。

 

そのため、医師から丁寧な説明を受けるはずですが、妊娠中は自分の身体だけではなく生まれてくる赤ちゃんのことも考えて、体調管理にはしっかりと気を配らなければならないのです。

 

だからといって、難聴を中心とした障害を持った子供が生まれないというわけではありませんが、そのリスクを少しでも抑えるように努力することは十分に可能となっております。

 

また、鼓膜で受けた音信号が脳に伝わらない滲出性中耳炎や、インフルエンザ菌による細菌性髄膜炎、おたふく風邪によるムンプス難聴といった病気が原因で、難聴を患うことは十分にあり得るでしょう。

 

これらの病気は先天的なものではなく、生まれてから病気を患い、その影響として音が聞き取りにくくなるという症状が進行します。

 

赤ちゃんによって難聴の程度には違いがあり、自分の意志で伝えることができないので傍から見て判断するのは難しいです。

 

しかし、「大きな音が発生してもビックリしない」「呼びかけても反応しない」「1歳を過ぎて言葉による簡単な命令に応じない」という赤ちゃんは、もしかしたら難聴を患っている可能性があります。

 

治療が早ければ早いほど、聴力を回復させることができるかもしれないので、異変に気が付いたら耳鼻科や小児科を受診してください。

 

 

 

 


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