若者の難聴

 

 

若者の難聴について

難聴と聞くと、「耳が聞こえない」「耳が遠くなる」というイメージを抱く方が多く、高齢者の病気だと勘違いしがちです。

 

しかし、実は難聴は年配の方だけが患う病気というわけではなく、若者でも難聴に悩まされることは十分にあり得ます。

 

実際に、アメリカの医学に関する情報が記載された「米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」では、10代の若者の5人に1人が難聴に悩まされていると記載されておりました。

 

先天的な原因で難聴を患っている方だけではなく、普段の生活に何かしらの問題があり、難聴を患ったという若者も少なくないので、難聴に関する知識を得ておかなければならないのです。

 

若者でも患う可能性のある難聴は、加齢によって引き起こされる老人性難聴ではなく、突然発症する突発性難聴となっております。

 

1年間で約30,000人から40,000人の方がこの突発性難聴を発症しており、内耳の蝸牛という場所にある有毛細胞の障害によって引き起こされるケースが多いです。

 

外部からのウイルスや血流悪化によって有毛細胞が傷付くと言われているものの、なぜそうなるのか詳しい原因は分かっておりません。

 

とは言え、若者でも患う可能性があるというのは紛れもない事実で、できれば1週間以内、遅くても2週間以内までに治療を始めなければ、聴力が固定されてしまうのです。

 

そのため、自分の耳に異変を感じたら直ぐに病院を受診しなければなりませんし、いつ、どこで、何をしている時に耳に異変が生じたのか詳しく医師に伝える必要があります。

 

また、イヤホンやヘッドホンといった機器を使用し、大音量で携帯音楽プレーヤーを使って音楽を聞いている若者が多く、これも難聴の大きな原因となるので注意が必要です。

 

コンサートやクラブといった場所で大音量で音楽を聞き、耳に痛みを感じたという方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

これは、蝸牛の有毛細胞が障害されて引き起こされる難聴の一つで、時間が経過すれば徐々に修復されていくので、症状は改善されます。

 

しかし、長期間に渡ってヘッドホンを使用し、大音量で音楽を聞いていると、耳に痛みを伴う難聴に悩まされるリスクが高まるので、若者の方は十分に注意しなければならないのです。

 

適切な音量で音楽を聞いていれば、難聴が引き起こされることはありませんし、休憩を挟んで耳への刺激を少しでも和らげる工夫をしてみてください。

 

 

 

 


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