難聴と吐き気

 

 

難聴と吐き気について

難聴を伴う吐き気が引き起こされているという方は、突発性難聴やメニエール病、前庭神経炎といった病気の疑いがあります。

 

明らかな原因がなく、片側の耳が聞こえなくなる病気を突発性難聴と呼んでおり、有名なアーティストが患ったということで、人々の記憶に新しい病気かもしれません。

 

厚生省研究班によって行われた調査によると、人口100万人に対して約190人が患う珍しい病気で、単純に音が聞こえにくくなるだけではなく、耳が詰まった感じや耳鳴りといった症状も同時に引き起こされます。

 

2日〜3日の間はめまいの症状を伴うケースが多く、その影響で吐き気や嘔吐といった症状も併発し、日常生活に大きな支障が出てしまうというわけです。

 

突発性難聴の原因は未だに全てが解明されていないのですが、発症前に風邪のような症状を訴える方が多いことからウイルスによる感染が原因なのではないかと考えられております。

 

また、内耳を流れる血管が痙攣を起こしたり出血したりという内耳循環障害説も有力で、厚生労働省が指定する特定疾患の一つなのです。

 

軽度であれば自然に治ることがありますし、耳鳴りやめまいがなくなれば吐き気といった症状も改善されるものの、発症してから1ヶ月が経過すると改善は絶望的となってしまいます。

 

軽度であっても重度であっても、医師の指示に従って治療を進めなければならないので、難聴と吐き気が同時に引き起こされているのであれば病院を受診した方が良いでしょう。

 

また、聴力の改善や悪化を繰り返す場合はメニエール病が疑われ、何かしらの原因でリンパ液のバランスが崩れ、内リンパ水腫が形成されて難聴や耳鳴りが生じます。

 

メニエール病は激しい回転性のめまいに悩まされるという特徴もあり、この影響で吐き気や嘔吐を訴える方も多く、場合によっては手術をしなければ治らないこともあるのです。

 

強い責任感があり、過度のストレスが加わっている方ほどメニエール病に悩まされやすいという特徴があるので、毎日の生活でストレスを発散させるのが一番の予防法かもしれません。

 

他にも、神経の興奮を抑える抗めまい薬の副作用として、吐き気や下痢といった症状が生じることがあり、難聴の治療薬として医師から処方されることがあります。

 

以上のように、難聴と吐き気といった別の症状が重なった場合、大きな病気に悩まされている可能性が高いということを、しっかりと頭に入れておくべきです。

 

自然に解消されない病気もあるので、早期発見・早期治療を心掛けるために、直ぐに病院を受診するようにしてください。

 

 

 

 


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