難聴と平衡感覚

 

 

難聴と平衡感覚について

地球上の重力に対して身体のバランスや姿勢を保っている働きのことを平衡感覚と呼び、「身体がフラフラとして平衡感覚がなくなった」という使い方をします。

 

「難聴は耳に引き起こされる症状だから平衡感覚とは関係性がないのでは?」と考える方は多いかもしれません。

 

しかし、私たちの耳は空気の振動を音として受け取って脳に伝える聴覚だけではなく、身体の姿勢を脳に伝えて平衡感覚を保つ働きもあり、三半規管と耳石器で構成されている内耳の前庭迷路が司っております。

 

つまり、内耳は聴覚を維持するのに欠かせない蝸牛と平衡感覚を司っている三半規管や前庭器で構成されており、難聴の症状として平衡感覚が失われるケースも少なからずあるのです。

 

実際に、下記のような不快な症状で悩まされている方がいらっしゃいました。

 

 

・嘔吐や耳鳴り、平衡感覚がなくなる状態が続いて立てなくなりました。耳鼻科を受診して専門医の診察を受けたら突発性難聴と診断されてビックリです。

・耳の違和感や平衡感覚の異常が1週間に1回から2回のペースで続いておりました。寝ようと思って布団の中に入ると、天井がグルグルと回るような感じがします。

・以前からめまいと耳鳴りが同時に引き起こされており、「何か特別な病気を患っているのではないか?」と不安になります。

 

 

Yahoo!知恵袋では上記のような質問が以前になされており、難聴と平衡感覚に大きな関係性があることがお分かり頂けるはずです。

 

個人の症状によって異なりますし、専門医しか正しい判断は下せないものの、難聴とめまいが同時に引き起こされているのならばメニエール病が考えられます。

 

内耳に引き起こされる病気がメニエール病で、繰り返すめまいや難聴で悩まされやすく、突然激しい回転性のめまい発作が起こって平衡感覚を失うのです。

 

「耳が詰まった感じ」「グルグル回転するめまい」「フワフワと雲を歩いているようなめまい」など、メニエール病を発症した人によって感じ方には違いが生じております。

 

どのような状態にしても、内耳に支障が生じているのは間違いないので、メニエール病の疑いがあるのならば早めに病院を受診して専門医の診察を受けるべきです。

 

めまいや動悸といった自律神経症状を改善するために安定剤や抗ヒスタミン剤を服用したり、体質改善のために漢方薬が処方されたりします。

 

不快な症状が繰り返すエピソードがあって初めてメニエール病と診断され、自然に回復しないことが多いので医師の下で正しい治療を受けてください。

 

 

 

 


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