貧血が原因の難聴

 

 

貧血が原因の難聴について

身体の組織が酸欠になり、ふらふらしたり立ちくらみが生じる症状を貧血と呼び、難聴が引き起こされる原因となっております。

 

貧血と難聴の関係性については、はっきりと解明されていないものの、「JAMA Otolaryngology-Head & Neck Surgery」というアメリカの医学誌によって、貧血の経験者は難聴を患いやすいと報告されました。

 

ありとあらゆる貧血の中でも、体内の鉄分不足によって生じる鉄欠乏性貧血の経験者は、そうでない人と比べて突発性難聴を患うリスクが約2倍に膨れ上がっていたのです。

 

鉄欠乏性貧血だけではなく、赤血球が鎌のようになる遺伝性の貧血も、突発性難聴の原因だと考えられており、全く異なるこの2つの症状には何かしらの関係性があります。

 

基本的には、加齢や騒音で難聴を引き起こすことが多いものの、貧血が原因となることも十分にあるので、普段から予防を心掛けなければならないのです。

 

体内の鉄分が不足し、ヘモグロビンが正常に作られなくなることが原因で鉄欠乏性貧血が生じ、主に偏った食生活で1日に必要な鉄分を補いきれていない時に引き起こされます。

 

外食が中心となっていたり、インスタント食品ばかり食べているという方は、慢性的に鉄分が不足しやすいということで、難聴を予防するために今直ぐにでも食生活を改めなければならないのです。

 

鉄分が多く含まれている食事としては、豚や鶏のレバー、かつおやまぐろといった魚介類、ほうれん草や小松菜といった野菜類が挙げられ、肉類や魚介類に含まれるヘム鉄と乳製品や青菜に含まれる非ヘム鉄をバランス良く摂取しなければなりません。

 

体内への吸収率が良いのは肉類や魚介類に多いヘム鉄で、動物性たんぱく質やビタミンCを同時に摂取するようにしていれば、より体内への吸収率を高めることができるはずです。

 

もちろん、炭水化物やミネラルといった栄養素も大事で、難聴の予防と良質な栄養素には少なからず関係性があるので、普段の食事を見直す必要性があります。

 

特に、女性の場合は月経による出血で鉄分の排出が多いですし、無理なダイエットを続けていると栄養バランスが崩れやすいということで、意識的に鉄分を取り入れた方が良いでしょう。

 

このように、鉄分不足による貧血が全ての難聴の原因というわけではありませんが、全く関係性がないとは言い切れないので、不安な方は食生活を見直すべきです。

 

もし、毎日の食事でこれらの栄養素を補うことができないのであれば、通販で販売されているようなサプリメントに頼るようにしてください。

 

 

 

 


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