難聴のリハビリ

 

 

難聴のリハビリについて

急激に聴力が低下する突発性難聴を患い、思うように音を聞き取れなくなってしまったということで、ショックを受けている方はいらっしゃいます。

 

しかし、地道にリハビリテーション療法を続けることで、聴力の衰えを予防できますし、聴力が回復する可能性も十分にあるのです。

 

現代では意外と若者の方でも突発性難聴を患うという方が多く、片方の耳が聞こえにくくなってしまうため、無意識のうちに悪い方の耳を使わなくなってしまいます。

 

私たちの身体は、使わないと衰える傾向があり、良い方だけの耳で音を聞き取るようにしていると、更に片方の耳が悪化するという悪循環が生まれるので、悪い側の耳を使うリハビリテーションを行うべきです。

 

実際に、自然科学研究機構生理学研究所では、突発性難聴を患った患者さんを集め、悪くなった耳を積極的に使用するリハビリをさせたところ、聴力が回復することが分かりました。

 

個人差が生じる部分ですし、絶対に完治できる治療法というわけではありませんが、積極的に悪い方の耳を使って神経活動を活性化させる取り組みは大事だと言えるでしょう。

 

音楽を聞かせて難聴のリハビリを行う病側耳集中音響療法は、医療機関で取り入れられており、正常な耳に耳栓をして聞こえにくくすれば、更に大きな効果を得ることができます。

 

もちろん、突発性難聴を患ったのであれば、早めに治療を開始しなければ聴力がなくなったまま固定されているため、病院を受診してステロイド剤といった医薬品の処方は受けるべきです。

 

この薬の服用とともに、自宅で聞こえなくなった耳に音楽を聞かせるリハビリテーション療法を行えば、より聴力の回復スピードは上がるかもしれません。

 

今までは、突発性難聴の治療は薬物療法を行い、自宅で安静にすることが推奨されてきましたが、聴覚の機能回復を促すリハビリテーション療法は実に有効なのです。

 

音楽を使用したこのリハビリテーション療法は、難聴だけではなく、耳鳴りや耳閉塞感、物理的な音が物凄く大きく聞こえるリクルートメント現象など、ありとあらゆる耳のトラブルの解消に適しております。

 

「聴覚障害=難聴」という図式を思い描いている方は多いものの、耳鳴りといった生理現象もその一つとなっており、慢性的に引き起こされれば日常生活に多大な悪影響が及ぶはずです。

 

そのため、専門医の指示に従って治療を進めていくとともに、自宅で積極的にリハビリテーション療法に取り組んでみてください。

 

 

 

 


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